管理番号 | 新品 :02726298 | 発売日 | 2024/10/02 | 定価 | 40,000円 | 型番 | 02726298 | ||
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(花器)「志野花入」 鈴木富雄作 高さ23.5㎝ 口径10㎝ 胴部16㎝ 底付き14㎝ 共箱 共布付き 1948年京都府生まれ。 京都八幡に築窯。 独学で志野を制作し、個展を中心に作品を発表している。今では志野焼に金色の輝きを与えた燿変金志野を中心に、茜志野・鼠志野の茶碗•花入れ・徳利・ぐい呑など作品の幅が広がっている。 高価なモグサ土を地厚くふんだんに使い、豪快に削り落としするところが極めて個性的である。そしてもともと色を出すのが難しいとされていた志野焼の常識をくつがえし 特殊な釉薬を一切使わずに一酸化炭素の濃度を変えることで、「金色」を高確率で出す手法を編み出した。 その作品は海外でも評価が高く、米フィラデルフィア美術館や英ダラム大学美術館に所蔵されている。 もともとは小説家志望の文学生だったが、ある縁で志野焼の魅力に触れ、進路変更した異色な陶芸家である。 この作品は、金志野に辿り着く前のものですが、志野釉の発色に悪戦苦悩する片鱗が伺える。ワレカケなどなく綺麗な作品です。